しろうと考えではありますが・・・

AIディーラー

あったらいいな・・・的な発想から作ってきた本稿ですが、今回は、自分にとってまったく必要としないモノになります。ですが、実際にはかなり実用化に近くなっているというか、ひょっとしたらもう、本当に存在するのかもしれない。
AIディーラー!


当家では、家訓として「株には手を出さない」という申し送りとなっています。どうも、昔(戦争の頃?)相当痛い目にあったらしく、死んだおじいちゃん、おばあちゃんは、「何かあったら、タダの紙切れになってしまう」と、いつも言っていました。
そんなわけで、銀行などからお誘いは受けるのですが、まったくやったことはないし、今後もやる予定(余裕)はありません。


そんな私ですが、株価の変動にある種の法則性があることは知っています。
前日市場が閉じてから翌朝9時に市場が開く前までに、円が大幅に安値に振れると、株価が上がる可能性が高くなります。
アメリカの景気情報などによっても、株価は上下します。
しかし、その効果は、9時に市場が開いてから、わずか数分しか持続しないことが多いようです。
このわずかの間に、瞬時に売り買いをして儲けているディーラーさんも、たぶんいらっしゃると思います。


だったら、そういう人に託したら、という考え方もありますが、しのぎを削るディーラーさんたちですから、私よりずっと高い給料を取っているはずです。
そして私は、「企業経営にとって人件費はかなり高いコスト」ということも、よく存じています。
その分を除算してなおかつ儲けを出すためには、かなりのハイリスクになるはずです。
わずかばかりの老後資金で、そんなバクチはとてもできませんよね。

 
ところがです。
近年、AI(人工知能)というものが急速に発達してきました。

聞いたところによると、以前のAIは、あらゆる可能性について、猛烈な早さで「正解か不正解か」を検証しながら、より正解に近い方向に導こうとするシステムだったそうです。
しかし、最近のAIは、ある方法を試してみて、それが上手くいかない場合、「なぜ失敗したのか」を検証し、次のトライアルの際には同じ失敗を繰り返さないようにする、という自動学習機能が備わっている、とのこと。
げっ、そんなことオレでもできないよ。毎度毎度、同じ失敗繰り返してるし。

しかも、それを自動でやってしまうので、AIがどのようなプロセスで正解を見つけたのか、開発者にもわからなかったりするらしいです。
それって、ターミネーターの世界じゃない?

ということで、設備投資は相当かかると思いますが、人件費は必要ありません。だから、AIにディーラーの機能を持たせて、自動的に取引させるって世の中も、そう遠くないと思います。

 
新年ですので、将来を占う意味で掲載させていただきました。
 


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